最終10位 パオカイゴリラドラン ver.A&B
ランクマッチシーズン10
最終10位
瞬間2097
今回は1位を取れませんでしたが今後も使える構築なので書き記すことにしました。
それでは自身がランクマッチシーズン10で使用した構築と3位@gozira2004(リンヤさん)と12位@elderbudew(スボミーさん)の構築について紹介したいと思います。
【構築経緯】
ver.A
今シーズンはDLC公開後、グラススライダーを含めた教え技やオーガポンを含めた一部のポケモンが解禁されたため大きく対戦環境が変わる特殊なルールとなりました。威力が弱体化されたとはいえ、パオジアンの災いの剣や持ち物を含めれば十分脅威となりうる先制技であるグラススライダーを得たゴリランダーから構築を考えることにしました。その結果以下の6匹になりました。
レンタルコード CCN60G
〜反省点〜
この並びを使った感想としては数値の高いポケモンで固めている分強力な構築ではありますが、単体技で固められているため1つの選択肢が裏目になりやすい点が気になりました。
簡単な例で言うと
①カイリューのしんそくの打ち先が守られながらその隣のポケモンでカイリューを攻撃される。
②ウーラオスの水流連打の攻撃方向を読まれ、ゴツゴツメット持ちのポケモンに引かれながら隣のポケモンで攻撃され、倒される。
といった状況が避けられないことです。相手の技構成や持ち物から行動がある程度予想の付きやすいオープンシートBO3でならいざ知らず、ことランクマッチにおいてはより簡略化された戦術を組み込みたいと考えました。そこで、ハバタクカミのマジカルシャインを強く使えるようチューニングしたいと思い一部のポケモンを変更しました。
ver.B
相手の水流連打をこの指とまれで無効化させつつマジカルシャインを打つことが出来る水オーガポン+ハバタクカミの並びが強いのではないかと感じたのでこの2匹を採用。手助けも組み込むことでフェアリーテラス+メガネマジカルシャイン+手助けによりダブルダメージで無振りのイーユイすら吹っ飛ぶ程の火力を引き出せます。
パオカイゴリラドランまでの完成度自体は高いと感じたのでウーラオスとリキキリンを外し、上記の2匹を採用する形を取りました。
最終的に使うことになった構築がこちらとなります。
レンタルコード 726P6W
【個体解説】
パオジアン
性格 いじっぱり
持ち物 気合いのタスキ
努力値 A252 B4 S252
テラスタイプ ゴースト
つららおとし ふいうち せいなるつるぎ 守る
調整
ASぶっぱ
先制技の補強と言えば真っ先に思いつく枠、環境が変わろうと変わらず強いです。鬱憤晴らしの採用を検討したが聖なる剣の方が悪ウーラオスやミラー、寿司に対し打点を持てる点で有用に感じたため今回不採用としました。対寿司が非常に厳しいため最終日ではverBで黒い霧を入れていましたがやめた方がいいです。
性格 いじっぱり
持ち物 こだわりハチマキ
努力値 H164 A252 B12 D4 S76
テラスタイプ ノーマル
調整
Aぶっぱ
Sミラーで少しでも上を取れるよう割く
耐久 A特化ハチマキカイリューの災いの剣ノーマルテラスタル神速確定耐え
強い先制技持ちと言えばこのポケモンです。今回ヒスイウインディを採用しなかった理由としては炎枠としてヒードランを採用したいことや、より高い威力で神速を打てる+相手の水ウーラオスやゴリランダーに素の耐性で強く出られる方が好ましかったためカイリューとしました。
性格 ひかえめ
持ち物 とつげきチョッキ
努力値 H244 B4 C252 D4 S4
テラスタイプ フェアリー
ねっぷう 大地の力 ラスターカノン テラバースト
調整
H 耐久欲しいので沢山振る
C 火力も欲しいのでぶっぱ
イエッサングレンアルマ+コータスの並びだけでなくサーフゴーのきあいだま、テツノツツミのハイドロポンプなどといった特殊攻撃の抜群技を安定して受けながら行動できる型の方がこの環境では強いのではないかと思いとつげきチョッキを採用しました。テラスタイプをフェアリーにすることで鉄壁+ボディプレス要員(ヒスイヌメルゴンやヒードラン等)に対しても強く出られるので結果的に役割対象として上手いことハマったと言えました。
ゴリランダー
性格 いじっぱり
持ち物 きせきのタネ
努力値 H212 A252 B4 D12 S28
テラスタイプ くさ
調整
A最大限火力欲しいのでぶっぱ
Sミラーより気持ち早め
残りできる限り耐久振り
守る選択肢を得ながら草技の威力を上げられるため奇跡の種を採用としました。従来とつげきチョッキの採用が基本的な型ではありますが、サブウェポンで採用されがちな10万馬力の役割対象であるヒードランなどのポケモンに対して取り巻きがそれほど弱くは無いためあまり弊害を感じませんでした。それよりもグラススライダーでできる限りハバタクカミといったポケモンを一撃で倒したいのでできる限り火力上昇させる方を優先しました。
【ver.A】
水ウーラオス
性格いじっぱり
持ち物 こだわりスカーフ
努力値 H28 A196 B20 D12 S252
テラスタイプ みず
調整
Aできるだけ多く
Sミラーのスカーフでできるだけ上取りたいので準速
耐久 A特化ハチマキカイリューの災いの剣ノーマルテラスタル神速確定耐え
単体としての純粋なスペックであれば守る選択肢を持ちながら水流連打の威力を上昇させる効果があるしんぴのしずくなどの方が高いですが、オーガポンより早く動ける+水オーガポンを上からトンボ返りで大きく削ることが出来るのが強みなのでスカーフとしての採用となりました。
リキキリン
性格 ひかえめ
持ち物 ゴツゴツメット
努力値 H252 B252 C4
テラスタイプ フェアリー
調整
物理受けをさせたいのでHBぶっぱ
パオカイミラーへの回答が乏しかったため、知人のアドバイスから採用しました。ウーラオスのとんぼ返りからリキキリンを出すことでゴツゴツメットで相手の物理技を受ける際に使えたり、相手の先制技をいなす際に出すことで安全な盤面を作ることが出来ました。テツノカイナやウーラオスに対してサイコキネシスが有効打となるのも使い勝手が良かったです。
【verB】
オーガポン(水仮面)
性格 わんぱく
持ち物
努力値 H252 A4 B220 D12 S20
テラスタイプ みず
調整
HB できる限り硬く
S 指で吸うため準速カイリュー抜き
草と水の複合タイプでありながらこの指とまれや手助けを打つことができるだけに留まらず、自身もサポート型としては考えられないほどの高水準な水打点を持っていることが強みであり、従来のこの指とまれ要員とは圧倒的なスペックを持ち合わせています。
ハバタクカミ
性格 おくびょう
持ち物 こだわりメガネ
努力値 H116 B132 C132 D4 S124
テラスタイプ フェアリー
マジカルシャイン シャドーボール ムーンフォース サイコショック
調整
B 陽気パオのつらら耐え
S 準速パオ&ハバカミ抜き
verBの火力源となるポケモン。最後まで調整をどうするか悩みましたが、耐久をこの水準から落とすのは怖かったので上記の調整に落ち着きました。しかし、手助けフェアリーテラスでもギリギリ落とせないこともあったので、もしかしたらより火力を振った方が良かったかもしれません。元々マジカルシャイン・ムーンフォース・シャドーボールだけで完結してるポケモンであり最後の技はなんでも良かったため、サイコショックは想定上きつそうなイイネイヌに打てたらいいなと思って採用しました。 しかし、1度も使わなかったのでやめた方がいいかもしれません。
【基本選出 verA】
表 パオ ウーラ
裏 カイ ゴリラ
vsミラー
表 パオ ウーラ
裏 キリン カイリュー
vs追い風
表 キリン ウーラ
裏 パオ カイorゴリラorドラン oror
【基本選出 verB】
表 ガポン ハバカミ
裏 パオ カイorゴリラ or
表 ガポン ハバカミ
裏 ドラン カイorゴリラ or
【あとがき】
ここまで読んで頂きありがとうございます。先月のランクマッチで3回目の1位を取れなくてとても悔しかったのでキタカミプロローグでリベンジしたいと思います。いい結果だったらまた記事を書きますのでその時はまた読んでいただけると幸いです。質問等は@mihonobulbulへ気軽にしてください。